デイサービスと言えば、日帰りで高齢者の日常生活の介助などを行う施設です。
医療行為などはなく、入浴や食事の介助、レクリエーションなどがあります。
しかし、高齢者にとっての問題は筋力の低下にあり、自宅で自立した生活を続けていくためには筋力の低下を防がなくてはいけません。
フィットネスなどを検討される方もいますが、転倒などの怪我の不安もあります。
そこで注目されているのが、リハビリに特化したデイサービスです。
理学療法士や作業療法士など、さまざまな資格を持つ指導員によって、機能訓練を受けることができます。
リハビリは、機能訓練計画表に沿って行われ、定期的に見直されます。
従来、リハビリを提供してくれる施設はデイケアでした。
しかし、デイケアは医師の診断書と、要介護1〜5の認定がないとサービスが受けられません。
しかし、リハビリ特化型デイサービスでは要介護1〜5の方だけではなく、自費であれば要支援や自立の方でも利用できます。
比較的元気な高齢者の中には、内容的に介護サービスを利用することを好ましく思わない方もいます。
しかし、リハビリ特化型であればリハビリをメインとしており、通いやすくなります。
ただし、リハビリメインなので、入浴や食事の介助を行っていない施設が多いです。
この先の将来も、自立して住み慣れた自宅で生活していくためにも、筋力の維持は欠かせません。
リハビリ特化型デイサービスは、このような方々の強い味方であると言えます。